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サッカーのベース作り(基礎基本)は小学生の時期を逃すな!

サッカーに限らず、勉強や音楽においても、最初は簡単な基礎から習います。基礎や基本的なことから始めて少しずつ難しくしていったりするものです。それは、基本的なことができることで、その後に応用ができるだけでなく、やっていることそのものが楽しくなるからでもあります。

では、サッカー少年にとって基礎・基本とはどんなことで、いつ身につけていくべきでしょうか?

サッカーにおいての基礎・基本とは?

サッカーにおいての基礎・基本とはどんなことでしょうか?

サッカーは走って動き回り、ボールを運んだり蹴ったりしながらゴールへ運ぶゲームです。

つまり、走ること、ボールを運ぶ(ドリブル)、コントロール(止める)、蹴る(パス、シュート)これからベースとなります。

サッカーの基礎基本では、主にボールを扱うドリブル、パス、コントロールを身に付けるために練習することがほとんどです。もちろん、そのトレーニングの中には走ってもいるので動きの要素も入ってはいますが、それでは足りません。これはサッカーの試合だけをやっていれば技術が身につかないのと同じです。

サッカーは走り回るスポーツでもあります。動けなければ、ボールに触る回数も少なくなります。プレーのエリアの狭いエリアに限られてきます。すぐに疲れてしまいます。これでは技術もそもそも身につきません。

サッカーの基礎基本となった時に動きの技術トレーニングや、動き部分はまだまだ取り組んでいく必要があります。

基礎・基本は小学生の時期に作る

基礎・基本は初期に徹底して取り組む必要があります。

その重要性はプロ選手の練習を見ても分かります。プロサッカー選手やプロ野球のトレーニングにおいても、トレーニングの最初は小学生の練習となんら変わりない基本トレーニングを一流選手においても行っています。

サッカーにおいて基礎基本というと、ボールを扱う技術練習があります。これは頭から一番遠い位置にある”足”を使うため、難しさもあり、徹底的に取り組む必要があります。

しかし、走ること、動きの技術についてはなぜかあまり取り組まれていません。サッカーは走る(動き回る)スポーツです。試合においては、ボールを触っている時間より走り回っている時間の方が圧倒的に長いにも関わらずです。

現在は、外遊びが少なくなり、また外遊びのバリエーションも少なくなっています。また、スポーツの偏りから、幼い頃からサッカーならサッカーと専門性が高くなり、運動神経や身体への刺激が少なくなっています。

小学生の時期には、ゴールデンエイジと呼ばれる運動神経系が伸びる時期に当たります。動きの技術も身体の神経系に刺激を与えることは、結果的にボールを扱う器用さにもつながるだけでなく、サッカーのパフォーマンスにも繋がります。また、身体のベースをしっかりと作ることは数年後に飛躍的に伸びる可能性にも繋がっていきます。

これらのことからも小学生の時期に基礎基本となる、「動きの基礎・基本」と「ボールを扱う基礎・基本」の両方を同じように高めていくことが大切です。

まず「動けるようになる」ことが重要!

動きもボールを扱う技術も両方同じように重要ですが、今の小学生に特に重要になるのが「動けるようになること」です。

その理由として、

  • 動けることでスキルトレーニングの回数や量、質が変わってくる。(結果としてスキルが身につく)
  • 動けることでプレーのエリアが広がる
  • 動けることでプレー回数が上がる
  • 動けるようになる🟰運動能力が上がることで、数年後の将来への影響がある

単純な話で、動ける身体で練習をすれば、反復する回数が上がります。それだけ練習量が増えます。

足が腰より上がれば、その高さでもボールを扱えますが、上がらなければそれはできません。動きの強弱がうまくできれば、強いキックや弱いキック、強さを持ったボールキープをしながら繊細なタッチができます。しかし、これらを実現するための動く身体を持っていなければできないのです。

それなのに、テクニックばかりを身に付ける練習をしていませんか?

「最初に動く身体を作ること」が大切です。動く身体を身に付けるためには、様々な動きの中から体得していくことが大切です。

運動能力が足りないことで伸び悩む選手は多い!

「運動能力が高く、技術が足りない」ことで伸び悩む選手も多くいますが、その反対で、

「技術は高いが、運動能力が足りない」ことで伸びや悩む選手も多くいます。

特に日本人は全体的にも小柄な体格で、多くが運動能力が足りずに小学生の高学年頃から伸び悩む、動ける選手や強さのある選手の中で消えていってしまう選手が多いです。

「運動能力を高めること」を優先に行うことは、結果としてサッカーのスキルへも影響があるだけでなく、サッカーのパフォーマンスや数年後の将来へ影響があります。

サッカースクールをお探しの方へ。運動能力を伸ばすことで、今よりもサッカーが上達できます。

「スピードをもっと付けたい…」 「基本技術をしっかり身に付けたい…」 「運動能力(神経)をもっと伸ばしたい…」 CitySportsAcademyでは、選手の運動能力を伸ばすことで、サッカーの上達する身体をつくります。 独自メソッド(CSAトレーニング)で、 スピードやアジリティなどを細かい動きも身に付けることで、基本技術だけでなく細かい技術の習得ができるようになります。 少人数制クラスで、一人一人に細かい部分まで指導することで、選手が理解しながら成長することができます。

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この記事の著者

ISHIBASHI

中学卒業後、本場でサッカーをしたいとの想いからアルゼンチンに3年間のサッカー留学。ブエノスアイレスにあるチーム、アルマグロ、ラシンでプレー。
帰国後、横浜FC、サガン鳥栖、アローズ北陸(現カターレ富山)でプロサッカー選手として7年間プレー。
引退後、横浜FCサッカースクールで指導を始め、中学生年代の指導を中心に指導。現在、当スクールと埼玉県の強豪FCLAVIDA /昌平高校を指導。
元プロ選手と指導者としての経験から、「上達に必要なこと」だけでなく「サッカーを通して、人間形成や人として成長すること」を大切にしている。

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