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基礎づくりは12歳までに行うべき!その理由とは?

「突然ですが、”基礎作り”や”基礎練習”にどんなイメージがありますか?」

「面倒くさい」「時間が掛かる」「同じことばかり繰り返す」そんな声が聞こえてきそうです。

しかし、

勉強や音楽に限らず、サッカーにおいても基礎が非常に重要なこと誰でもご存じのとおりです。

では、基礎とは何か?いつから、どのくらいやる必要があるのでしょうか?

サッカーにおいて、基礎(ベース)とは?

サッカーを成り立たせる、大もとの部分です。

サッカーは走り、蹴り、ボールを扱う。相手とコンタクトしながらバランスを崩さずに続けることが必要。つまり、走ること、基礎筋力、バランス力、止まる、方向を変えるなど基礎運動能力がベース(土台)となります。

そして、基礎技術となるものが、止める、蹴る、運ぶ。身体のさまざまな部位でボールを止める、いくつかの種類のキックができること、ボールをさまざまな方向やスピードで運ぶことです。

これらの基礎がサッカーのパフォーマンスを成り立たせることになります。

いつ行う必要があるのか?

勉強や音楽などどんな分野においても、基礎はまず最初に学び身につける必要があります。

サッカーや運動能力作りにおいて、特に12歳くらいまでの小学生は運動能力や神経系が著しく伸びる最適な時期(ゴールデンエイジ)で、この時期に徹底的に基礎作りをする必要があります。

そして、この時期はある程度できてきたからこれでOKというわけではなく、この時期は運動能力と基礎技術に取り組み続ける必要があります。基礎を徹底して身体で覚えることが重要です。

小学生年代子どもたちは変化の大きい成長期にあり、身長や体重、体の筋肉や腱、靭帯など日々成長しています。たとえば身長が伸び、筋力が変わると動きに影響があります。体の成長により微妙に今までの感覚とずれが生じてくるからです。基礎作り続けることで、身体と動きやパフォーマンスを微調整していくことでパフォーマンスや怪我予防にも影響を与えることができます。

また基礎運動能力・基礎技術づくり(ベース作り)をしっかり時間を掛けて行うことで、より大きな土台(ベース)を作ることができると考えています。体でしっかりと覚えさせるためにはそれなりの時間が必要がです。ベース(土台)を大きくする作業は、この12歳まで(小学生のうち)に根気強く取り組むことが大切です。

中学生になると、勉強だけでなく、サッカーは、大人と同じフルコートになり、走る量が増え、1人が担当するプレーエリアは倍増する。またそれに伴って戦術やグループワークが重要になります。ここでしっかりと力を発揮するためには、小学生のうちに運動能力をしっかり身につけておく必要があります。中学生からは取り組む内容がより個人ではなく、チームへの比重も上がるからです。


基礎作り(ベース)はどのくらいやる必要があるのか?

12歳まで(小学生の間)は徹底して行う必要があります。

ベースとは、家に例えると土台。土台が小さければ、上に建てられるものも限られてきます。

しかし、大きな土台の上には、たくさんのものを建てることができます。

これと同じで、基礎作り(ベース作り)をしっかりと時間を掛けることで大きな土台を作ることができ、その後に技術や戦術などたくさんのものを積み上げることができます。しかし、しっかりと身につけるためには時間が掛かるものです。そのため私たちは、12歳まではしっかりと繰り返し取り組む必要があると考えています。

ある程度反復して行うことと、バリエーションあるトレーニングを組み合わせて行うことで、高いレベルでの基礎運動能力と基礎技術を時間を掛けて身につけることができると考えています。

基礎があるからこそ応用力と対応力を身につけることができます。

土台が小さいと不安定になります。パフォーマンスが不安定になり、バラつきが出るでしょう。伸び悩む原因の一つにもなります。

即効性のあるものは、廃って行くのも早いです。時間を掛けて身につけたものは、ずっと残ります。まずはしっかりと基礎作りに時間を掛けて取り組むことが大切です。


ベース作りとは何をするのか?

サッカーは走り、蹴り、ボールを扱います。相手とコンタクトしながらプレーをします。また動きも一定ではありません。スピードや動きが不規則です。

サッカーのパフォーマンスを支える基礎運動能力と基礎技術を行います。

走る、飛ぶ、バランスを取る、力を入れながらなど、「様々な動きや運動をする」必要があると考えています。

基礎運動能力である走力、体力、パワー、巧緻性、スピード、ジャンプ、コーディネーション力などを養っていきます。

そして、ボールを使ったトレーニングにおいては、基礎技術である「止めること」「蹴ること」「運ぶこと」を行なっていきます。

私たちのスクールでは、主に技術・戦術、パフォーマンスを支える基礎づくりを行います。

運動能力を上げることは自分の「限界値を上げる」ことになる

特にフィジカルのようなトレーニングは、ただランニングするなどになりがちで自分で行うには難しさがあります。しかもただ走るだけでは足りません。かといって、自分でバーやコーンなど多くの用具を持って行ったりはなかなかできません。できたとしても続けることは難しいでしょう。

「サッカーはサッカーをすることだけでうまくなる」という考えだけでは、伸び悩むと考えています。能力や技術に限界が来てしまいサッカーのパフォーマンスを上げることはできないからです。

運動能力を伸ばすことは、自分の能力の「限界値を上げる」ことになります。運動能力を上げてより動ける身体で技術や戦術、試合などを行うことでパフォーマンスアップが期待できるでしょう。

サッカーをしているだけでは、「土台となる基礎運動能力や基礎技術を改善することはできない」との思いが当スクールにはあります。

サッカーをもっと楽しむためにも、最低限の基礎運動能力や基礎技術をしっかりと身につける。そうすることで長い間、大人になってもサッカーを楽しむことができるのではとの思うのです。

サッカースクールをお探しの方へ。運動能力を伸ばすことで、今よりもサッカーが上達できます。

「スピードをもっと付けたい…」 「基本技術をしっかり身に付けたい…」 「運動能力(神経)をもっと伸ばしたい…」 CitySportsAcademyでは、選手の運動能力を伸ばすことで、サッカーの上達する身体をつくります。 独自メソッド(CSAトレーニング)で、スピード・コーディネーション・アジリティを中心に運動能力を伸ばし、動きの技術、体力を身に付けます。 少人数制クラスで、一人一人に細かい部分まで指導することで、選手が理解しながら成長することができます。

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この記事の著者

ISHIBASHI

中学卒業後、本場でサッカーをしたいとの想いからアルゼンチンに3年間のサッカー留学。ブエノスアイレスにあるチーム、アルマグロ、ラシンでプレー。
帰国後、横浜FC、サガン鳥栖、アローズ北陸(現カターレ富山)でプロサッカー選手として7年間プレー。
引退後、横浜FCサッカースクールで指導を始め、中学生年代の指導を中心に指導。現在、当スクールと埼玉県の強豪FCLAVIDA /昌平高校を指導。
元プロ選手と指導者としての経験から、「上達に必要なこと」だけでなく「サッカーを通して、人間形成や人として成長すること」を大切にしている。

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