「噛む」ことで、スピードアップ⁉️
ご飯を食べるときに、「よく噛んで食べなさい」と言われた経験はありませんか?
しかし、「噛むとどんないいことがあるのか?」ご存知でしょうか?
「噛むこと」で日常生活だけでなく、サッカーにおいてもとても重要なことがあるようです。
よく噛んで食べることで、どんな効果があるのか?
胃腸の働きを助ける
よく噛んで食べ物を噛み砕き、唾液に含まれている消化酵素と混ぜ合わさることで、胃腸の負担を和らげ、胃腸の働きを活発にすることで消化を助けると言われています。
歯の病気の予防効果
よく噛むことで唾液の分泌が活発になる。唾液には口のなかをきれいにする自浄作用があり、虫歯など有害な細菌の原因を防ぐ効果があります。
脳が活性化する
よく噛むことで血行がよくなり脳が刺激されため、栄養と酸素が十分に供給されて脳の機能が活発になる効果が期待できると言われています。
日ごろからしっかり噛んで食べている人は、脳が活発にはたらくため、注意力や集中力、バランス能力が高く保たれると言われています。こうしたことから転びにくくなる、授業やスポーツにおいても集中力が増すなど良い影響があるとも言われています。
肥満予防にも効果
よく噛んで食べることで食欲抑制のメカニズムがはたらきます。このことにより少量でも満腹感が得られ、食べ過ぎに自然とブレーキがかかり、食べすぎずにすみます。
筋力がアップ
重いものを持ち上げる時などに、グッと力を入れようとすると、自然と口の周りにも力が入っていませんか? さまざまな研究から、歯をしっかりと食いしばることで、筋力が4~6%程度アップすると言われています。
上下の歯が合わさると、「噛んだ」という情報が、脳の「運動野」という場所に伝達され、体を動かす「骨格筋」などの反応や動きに影響を与えると言われています。力の入れ具合を調整する目じるしの一つと言えるでしょう。
姿勢・バランスの安定
噛めている場合と、噛み締めていない時(噛み合わせが悪い場合)とでは、重心の動揺(直立した場合のふらつきなど)に違いがあります。しっかりと噛みしめることで筋力の発揮に有効に作用し、体軸を安定させます。
サッカーにおけるパフォーマンス効果とは?
サッカーにおけるパフォーマンス効果として
- ジャンプ力が上がる
- キック力が上がる
- 相手とコンタクトしてもバランスを崩しにくくなる
- 細かい動きやターンの動きなど俊敏性が上がる
- 集中力が上がる
- 反応スピードが上がる
ジャンプする際に「噛みしめる」、キックの際に「噛みしめる」、相手とコンタクトして踏ん張る際に「噛みしめる」、動き出す際や細かい動き、ターンなどの際に「噛みしめる」など様々な動きの際に噛みしめます。
力の強弱をコントロールできるようになるために、力を入れる「噛みしめる」、力を抜く「噛み締めない」があることで「力強い動き」と「柔らかい動き」の使い分け上手になっていきます。
日常から取り入れたい「噛む習慣」
しかし、力を入れることができなければ、力をうまく抜くこともできないでしょう。
例えば、食事の際には、
- 固いものを食べる(咀嚼回数を増やす)
- 20回以上の咀嚼する
- 柔らかい食べ物だけでなく、メニューに固い食べ物を入れる
サッカーのパフォーマンスアップを考えたら、
- 全力で走る
- ジャンプする
- コンタクト(ぶつかりあい)
- 引っ張り合う
などの動きを取り入れることで自然と噛みしめることができるようになるでしょう。
最近は「噛む」という動作がスポーツにも良い効果をもたらすことが研究で明らかになってきています。
昔からよく言われていた「よく噛むこと」を日常の中で少し意識するだけでも、良い影響があるでしょう。
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