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どうして食育が重要なのか?

今、子どもたちの健康が危ない⁉️

当たり前とも言える「食」について知る必要があるのは、子どもたちの健康問題が深刻化していることが理由が一つです。孤食と呼ばれる一人ぼっちでの食事や欠食(食事を抜くこと)、偏食などによる食生活の乱れ乱れ、肥満、痩身傾向など。そのそのすべてが食事に関わり、原因として考えられるのは、家庭環境の変化や食文化の変化など様々です。

またサッカー、スポーツをするアスリートジュニアにとっては、健康で強い身体を作るのは食事です。「いつ食べるのか」「何を身体に入れるか」「どのくらい食べる必要があるのか」といったことを知る必要があります。

「食」の大切さを見直し、正しい知識を身に付けることが必要になっているのです。

以下の項目で今回の食育について考えました。

食育とは?

農林水産省では、食育とは「生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるもの」と定義されています。
また、文部科学省では、「子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けること」と定義されています。
つまり食育とは、「生活の基礎作りに役立つ、基本的な食事を学ぶ教育」と捉えられるでしょう。

人間は、食べなければ生きていくことが出来ません。勉強も遊びもサッカーも、食べるからこそできるのです。食べることの大切さを知り、健康に生きていくための知識や経験を身に付けることが、食育になります。

食育を学ぶメリット

健康的な生活ができる

栄養バランスを知り、適量を知り食事をすることで、肥満や偏食、栄養失調を防ぐことが出来ます。年齢や時期、身体の状態に合わせて食事を摂ることができるようになることで、健康的な生活をすることが出来ます。

精神面の安定

肥満やメタボリックシンドローム、糖尿病などにより「鬱病」引き起こされると言われています。今はコンビニやスーパーなどでスナック菓子やカップ麺などの加工食品が簡単に手に入り食べ易いですが、糖質や脂肪が多く、過剰なエネルギー摂取となります。
また、加工食品や、白米、白パン、白砂糖など精製された食品は、おいしく食べやすい一方で、ビタミンやミネラルなど大切な栄養素が取り除かれています。そのため、エネルギーが過剰になっているにもかかわらず、ビタミンやミネラルなどの必要な栄養素が十分に摂りにくくなります。

心の健康のためにも必要な栄養素をしっかり摂ることが、精神疾患の予防にも繋がります。

長寿になる

バランスの良い食事は長寿と関係があるという研究結果は複数あります。

食育は、どの食材にどんな栄養が含まれているかを学ぶことが出来ます。細かい栄養素までは覚えられなくても、興味や関心を持つだけで食生活は変わっていきます。ちょっとした心がけが、健康的な生活の第一歩です。

食事のマナーが身に付く

食育は、食事を摂るときの姿勢、口を閉じて食べること、音を立てて食べないこと、箸の持ち方やナイフとフォークの使い方、食器を持つ意味などマナーが身に付きます。これらは小さいうちに身につけておきたいもの。すぐに身に付くものではないので、少しずつでも取り組んで損はありません。

自己管理ができるようになる

食育をすることで、自分の健康や体調に合わせて食事を摂ることができるようになります。子どもは大きくなるにつれ、友人との外食やコンビニでお弁当を買うようになります。そのときも、自分の食生活を振り返ることができ、何を食べれば栄養がしっかりと摂れるか、糖質過多になっていないか、考えて食事を選ぶことができるようになります。

自己管理ができるようになることで、心身ともに健康を保てるようになります。

ライフステージに合わせた食育

幼児の食育

幼児期においては、「食べる意欲を持たせる」ことが大切です。

食べる意欲がないと、1人でご飯を食べようとしなかったり、せっかくの料理も残してしまったりします。
食事は、栄養の観点だけでなく、「生活リズムの安定」のためにも重要です。
食べる意欲を持たせるために、好きな食材を多めに取り入れたり、一度に出す量を少なくしたりといった工夫が必要です。また、食べる時間にばらつきがあったら、おやつなど間食が多いとお腹が空かず食欲が湧きません。決まった時間に食事を摂るよう心がけましょう。

小学生の食育

小学生の食育では、基本的な食習慣を整える・知ることが大切です。

幼児とは違い考えて行動ができるようになる小学生は、生活習慣を身に付けるべき時期です。この時期に食や食事に対しての知識やマナーを身に付けることは成長期であることからも重要です。

「決まった時間に食事を摂る」こと、「バランス良い食事を摂る」こと、「配膳や料理のお手伝い」などをさせることで「食」への興味を持つことが出来ます。小学生のこの時期は、好き嫌いがはっきりしてきます。栄養バランスの重要性や食の成り立ちなどを知ることで、感謝の気持ちを持つきっかけや苦手なものへのチャレンジ、身体のために苦手なものでもチャレンジして摂ることができるようなるでしょう。

中学生・高校生の食育

中・高生への食育では、食生活の重要さを理解してもらうことがポイントとなります。
テスト勉強や遊びで、生活リズムが狂いがちになる中・高生。
正しい食生活は、健康的な生活やアスリートの身体には欠かせないと知ることが大切です。

また中高生ともなると、ダイエットを始める人もいるかもしれません。
間違った知識により栄養失調になる人もいるため、注意して見守る必要があります。食生活の重要性を理解することで、生涯にわたり、自分をマネジメント(自己管理)できるようになります。サッカーやスポーツをするアスリートにとっては、ベース(基本)となる身体作りを自分でできるかどうかはその後の競技生活にも影響があるでしょう。
将来的に、仕事や子育てで忙しくなった際にも役立つように、食育に励みましょう。

小さいうちから取り入れたい家庭での食育

家庭で食育を取り入れる際には難しいことをする必要はありません。普段の食事や生活のなかでできそうなものを選んで、少しずつ行ってみましょう。

食事の準備を通してできること

  • 子どもと一緒に食材を買いに行く
  • 季節の食材を使う
  • 子どもと一緒に料理をする
  • 食器の準備や片付けを手伝ってもらう

最初は簡単なお手伝いからでOK。簡単な盛り付けやお箸を並べてもらう、食器を片付けてもらうなど子どもが取り組み易いものから始めることです。

お手伝いを通して、料理にかかる手間を知ることは感謝の気持ちを感じるようにきっかけになりますし、一緒に買い物をすることで食材の名前や季節の食材の名前を知ったりすることでしょう。食への興味を持つことが、大切なことだと気づいていく最初の一歩です。

食事の最中にできること

  • 一緒に食事をする(居るだけでなく、1人で食事をさせない)
  • その日の料理や食材についての話をする
  • 1日3食を決まった時間に食べる
  • 姿勢や箸の持ち方、食べ残しなどマナーの話をする

一番気を使いたいのは、1人で食事をさせないこと。一緒にご飯を食べることです。たったこれだけでも大切な食育です。食事の時間を一緒に過ごすことで、ご飯を食べることが楽しい、嬉しいという気持ちになります。最初は、無理に好き嫌いを克服させようとせずに、食材の話をしたり、マナーについても少しずつ増やしていく程度にすることです。ご飯の時間は楽しい!と思えることが全ての始まりです。

生活の中でできること

  • 食べ物や栄養に関する本を読む
  • 家庭菜園をする
  • 一緒に献立を考える
  • 畑や田んぼなど見たり話をしたりする
  • 収穫体験などに参加する

身近なところに、田んぼや畑などはあります。また、小さい植木鉢で育てることができる家庭菜園をして、一緒に成長を楽しみながらやることで興味も高まるでしょう。食べ物や栄養に関する絵本や本を買っておき、一緒に読んでみることもおすすめです。

大切なのは、簡単なもの、身近なものから一緒に興味を少し持ってみることです。

まとめ

  • 食育とは、生活の基礎作りに役立つ、基本的な食事を学ぶ教育である
  • 健康的な食事が、精神の安定にも繋がる
  • 食事のマナーを知る
  • 自己管理をすることに繋がる
  • まずは、食べることが楽しいと感じること
  • 一緒に食べるご飯中に、「食」の話をする

細かなことは省きまとめとしました。まずは、子どものために一緒に楽しくご飯を食べること、食の会話を少しずつすることなどが最初の一歩となるでしょう!

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この記事の著者

ISHIBASHI

中学卒業後、本場でサッカーをしたいとの想いからアルゼンチンに3年間のサッカー留学。ブエノスアイレスにあるチーム、アルマグロ、ラシンでプレー。
帰国後、横浜FC、サガン鳥栖、アローズ北陸(現カターレ富山)でプロサッカー選手として7年間プレー。
引退後、横浜FCサッカースクールで指導を始め、中学生年代の指導を中心に指導。現在、当スクールと埼玉県の強豪FCLAVIDA /昌平高校を指導。
元プロ選手と指導者としての経験から、「上達に必要なこと」だけでなく「サッカーを通して、人間形成や人として成長すること」を大切にしている。

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