自信を育むために、本当に必要なこと
「自信をつけてほしい。」
これは、多くの保護者が子どもに願うことです。
では、自信はどのように育つのでしょうか。
実は、自信は「たくさん褒められること」だけでは育ちません。
試合で勝つことや、周りより上手になることだけでもありません。
本当の自信は、「自分でできた」という実感の積み重ねから生まれます。
① 安心して挑戦できる環境
自信は、失敗しないことで育つのではありません。
失敗しても、
「もう一回やってみよう。」
と思える環境があることで育ちます。
もし失敗するたびに怒られたり、否定されたりすると、子どもは挑戦しなくなります。
挑戦しなければ、新しい成功体験も生まれません。
だから私たちは、失敗を成長の一部として大切にしています。
② 小さな「できた」の積み重ね
昨日はできなかったことが、今日は少しできるようになった。
苦手だった左足でボールを止められた。
相手を一人かわすことができた。
仲間に「ナイス!」と言われた。
こうした小さな成功体験が積み重なることで、
「自分にもできる。」
という感覚が育っていきます。
自信は、一日で生まれるものではありません。
毎日の小さな成長の積み重ねなのです。
③ 自分で考え、自分で決める経験
大人がすべて答えを教えてしまうと、子どもは成功しても、
「先生が言ったからできた。」
と思ってしまいます。
しかし、自分で考え、
「次はこうしてみよう。」
と決めて成功した経験は、
「自分ならできる。」
という大きな自信につながります。
だから私たちは、答えを教え過ぎないことも大切にしています。
④ 比べる相手は、昨日の自分
自信は、人と比べて生まれるものではありません。
周りには、自分より上手な子が必ずいます。
でも、それを基準にすると、自信はすぐに揺らいでしまいます。
大切なのは、
「昨日の自分より成長できたか。」
という視点です。
昨日より少し速く走れた。
昨日より顔を上げてプレーできた。
昨日より最後まで頑張れた。
そんな成長に気づける子は、自分自身を信じられるようになります。

私たちが育てたい自信
私たちが育てたいのは、「勝ったから自信がある」「褒められたから自信がある」という一時的な自信ではありません。
失敗してもまた挑戦できる。
思い通りにいかなくても、自分で工夫できる。
うまくいかない時でも、「もう一度やってみよう」と前を向ける。
そんな、自分を信じる力を育てたいと考えています。
サッカーは、成功よりも失敗の方が多いスポーツです。
だからこそ、小学生のうちに「失敗しても大丈夫」「挑戦すれば成長できる」という感覚を身につけることが、将来の大きな財産になります。
本当の自信とは、「いつも成功すること」ではありません。
「失敗しても、また挑戦できる自分を信じられること。」
私たちは、その自信を育てる場所でありたいと考えています。
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