「できるようになった」その次に。
小学1・2年生のサッカーで、次に育てたいこと。
サッカーを始めたばかりの頃は、
「ボールを蹴る」
「ボールを止める」
「ボールを運ぶ」
「走る」
それだけでも大きな成長です。
少しずつボールに慣れ、
自分で運べるようになり、
狙ったところへ蹴れるようになる。
ここまで来ると、子どもたちのプレーは一気に変わってきます。
では、その次に何を育てていけばいいのでしょうか?
私たちは、
「できる」から「使える」へ。
そして、
「使える」から「自分で選べる」へ。
この段階に進んでいくことが大切だと考えています。

技術の「質」を高める
例えば、「止める」ができるようになった。
そこで終わりではありません。
次は、
「次に蹴りやすい場所に止める」
「相手から遠い場所に止める」
「前に進める場所に止める」
というように、
次のプレーにつながる止め方
を身につけていきます。
「止める」から、「何のために止めるのか」へ。
技術の意味を少しずつ理解していきます。
「運ぶ」から「相手を見て運ぶ」へ
ドリブルも同じです。
最初は、
「ボールを自分の近くに置いて運ぶ」
ことができれば十分です。
そこから、
相手がいなければ前へ進む。
相手が近ければ逃げる。
相手が動いたら逆へ行く。
という経験を増やしていきます。
大切なのは、たくさんのドリブル技を覚えることではありません。
「相手を見て、どうするかを変えられること」です。
1対1で「自分で解決する」
小学1・2年生では、1対1をたくさん経験してほしいと考えています。
1対1には、
・相手を見る
・ボールを守る
・相手をかわす
・スピードを変える
・方向を変える
・奪われたら取り返す
という、サッカーの基本がたくさん詰まっています。
そして何より、
「自分でなんとかする」
という経験ができます。
「右に行きなさい」
「ここではパスしなさい」
と答えを教えるのではなく、
「どうしたら相手を抜けるかな?」
と考える。
この経験が、将来の個性につながっていきます。
1対1から2対2へ
1対1で「自分と相手」の関係を経験したら、次は2対2。
ここから、
「自分だけではなく、仲間とどうするか」
というサッカーに変わっていきます。
味方を見る。
相手を見る。
空いている場所を見る。
パスする。
ドリブルする。
サポートする。
一つの場面でも、選択肢が増えていきます。
だからこそ、2対2は、
「自分で考える力」を育てるための非常に良い環境
になります。
「技術」だけではなく「判断」を育てる
サッカーでは、
技術があるだけでは足りません。
大切なのは、
いつ、その技術を使うのか。
例えば、
ボールを受けたら、
「周りを見る」
↓
「どうするか決める」
↓
「実行する」
という流れがあります。
ドリブルが得意でも、パスが得意でも、
その場面に合ったプレーを選べなければ、ゲームでは活かせません。
だから私たちは、
「正解を教える」
だけではなく、
「自分で考える時間」
を大切にします。
「今、何が見えた?」
「どうしてそうしたの?」
「他にはどんな方法があった?」
そんな問いかけを通して、少しずつ自分で考える習慣を育てていきます。

「技を増やす」より「使い方を増やす」
小学1・2年生の段階では、
10種類のフェイントを覚えることより、
1つの技術を10通りの場面で使えること
の方が大切です。
「シザースができる」
ではなく、
「相手との距離を見て、シザースを使う」
「相手が動いたら逆へ行く」
というように、
技術と判断をつなげていきます。
そして、身体づくりも続けていく
ここまで技術や判断の話をしてきましたが、
「動ける身体」を育てることも終わりではありません。
走る。
跳ぶ。
止まる。
方向を変える。
バランスを取る。
鬼ごっこをする。
こうした経験を続けながら、
身体 → 技術 → 判断
をつなげていきます。
私たちが目指しているのは「今、上手な子」ではありません。
サッカーを始めたばかりの時期は、
できないことがたくさんあります。
でも、それは悪いことではありません。
たくさん失敗して、
たくさんボールに触れて、
たくさん考えて、
少しずつできるようになる。
そして、
「できる」
↓
「使える」
↓
「選べる」
↓
「自分らしくプレーできる」
という成長につなげていく。
CITY SPORTS ACADEMYでは、
動ける身体
↓
確かな基礎技術
↓
自分で考える力
を大切にしています。
小学1・2年生の今は、完成された選手をつくる時期ではありません。
これから先、どんどん伸びていくための「土台」をつくる時期です。
だからこそ、焦らず。
でも、確実に。
一つひとつの「できた」を、次の「考えてできた」へ。
私たちは、そんな成長を大切にしています。
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