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ブログ サッカー 栄養

サッカー少年の夏の疲れの「原因」と「対策」とは?

「食欲がない…」

「身体がなんかダルい…」

「冷たいものを飲みすぎて、下痢や便秘になる…」

疲れを身体の外に取り出されたり、代謝によってエネルギーを作り出すのは、体の内臓で行われます。食べたものを、エネルギーや栄養として蓄えること内臓の働きによるものです。

この働きが上手くいかなくなると「身体がダルくなる」「食欲が無くなる」「下痢や便秘、疲労感などを感じる」ようになります。

特に夏は暑さもあり、内臓機能がうまく働かなくなることによる、だるさや疲労感、食欲不振になりがちです。

夏の暑さの中、ガンガンやることで伸びると思われがちですが…実際はどうでしょうか?

暑すぎる現在は、激しい運動をするには適していません。動きは遅くなり、動き続けることは困難です。

大切なのは、いかに「ベストな体調」「よりフレッシュな身体」でいることができるか。これにかかっていると言えるでしょう。

そのメリットとしては、

  • 高い集中力の中で行える。「量」をこなすことができない夏は、トレーニングの「質」が重要になるため
  • 量をこなすことができる。少しでも回復する体で行うことが、質と量を求めることができる(質だけでなく、量もこなせる体)
  • 回復が早い。回復する体にすることが、次の日に少しでもベストコンディションで行うことができる
  • 暑さに対応できる身体になる。熱中症のリスクが軽減される

では、どうすれば良いのでしょうか?

夏バテ対策3つのポイント

  • 睡眠をしっかりととる
  • 良い食事をしっかりと摂る
  • 暑さ・寒暖差と紫外線対策をする

睡眠をしっかりととる

睡眠不足は免疫力が下がるだけでなく、この暑さの中では、体温調節がうまくできなくなり熱中症のリスクが上がります。寝不足になると、自律神経のうちの交感神経が優位になり深部体温が上昇しやすくなります。

熱中症のリスクだけでなく、疲労の原因にもなるでしょう。

良い食事をしっかりと摂る

しっかりと栄養を摂ることが強い身体を作ります。

また、暑い夏では、内臓の状態を良い状態に保つことが大切です。体の代謝や解毒作用、食べたものをしっかりと吸収、消化するためには、体により食事をすることが重要です。

内臓を良い状態に保つことが、疲労感を無くし、食欲を保ち、より早い疲労回復ができる状態を作ることができます。

暑さ・寒暖差と紫外線対策をする

冷房の効いた室内と暑い屋外を何度も行ったり来たりしていると、気温に合わせて体温を調節する自律神経を疲弊させます。食欲不振や足腰の冷え、頭痛、だるさを感じやすくなってしまいます。夏は屋外のうだるような気温と、冷房の効いた室内の温度差が激しいので、体温調節のために自律神経が疲れます。また、冷房の効いた室内では冷たい空気が下にたまるので、下半身と上半身にも温度差が出ます。頭寒足熱ならよいのですが、逆に下半身が冷え、上半身はのぼせたような状態になると、自律神経はその調整のためにさらに疲弊してしまいます。

また、紫外線は体内に酸化物質を生み出すため、疲労の要因になります。強い紫外線を浴びると目の中で炎症反応が起き、身体は一種の戦闘態勢になります。すると交感神経が刺激され、自律神経の疲労につながります。

大切なのは、身体の内臓機能を大切にすること。

そのためには、「睡眠をしっかりとること」、「良い食事をしっかり摂り、身体の内臓機能を保つこと」、そして「温度差をコントロールようにする事と紫外線対策」と言えます。

人間の身体は良い状態であれば様々な状況に対応します。その体を大切にすることが何よりも大切であると言えるでしょう。

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この記事の著者

ISHIBASHI

中学卒業後、本場でサッカーをしたいとの想いからアルゼンチンに3年間のサッカー留学。ブエノスアイレスにあるチーム、アルマグロ、ラシンでプレー。
帰国後、横浜FC、サガン鳥栖、アローズ北陸(現カターレ富山)でプロサッカー選手として7年間プレー。
引退後、横浜FCサッカースクールで指導を始め、中学生年代の指導を中心に指導。現在、当スクールと埼玉県の強豪FCLAVIDA /昌平高校を指導。
元プロ選手と指導者としての経験から、「上達に必要なこと」だけでなく「サッカーを通して、人間形成や人として成長すること」を大切にしている。

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